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ZOOM -  あの感動の名作『ちりつもばあちゃん』シリーズ第2弾!!―
99歳ちりつもばあちゃんの幸せの道しるべ
たなか とも 著
ISBN978-4-88043-436-0 C0095
定価(本体1000円+税)


定価(1000円+税)
総頁数184頁・並製
 「道なんて一本ちゃうえ。袋小路もあるわいな。
 大きい道もありゃあ、小ちゃい道もあるわいな。
 道ない道もあるんえ。そやけど、心配せんかてええ。
 道なかったら、作ったらええねん。
 作ったらしまいやがな。
 なあんも、心配せんかてええ」
 
(本文より)

 おばあちゃんの幸せになるメッセージ
 『丸ごとの自分でのうて、ええから、どっか好きなとこ、見つけるんや。そこだけ好  きになりゃ、ええ』
 『底の底のどん底まで悲しゅうなったら、あとは上がるしかあらへん。落ちたら上が る。上がるだけ』
 『大事な人の大事な人を大事にできる、これは極上のうれしいや。』
 『手も出さず口も出さんと、じっと待つ。待てば待つほど、子は早ぉ育つ』
 などなど

読者の声

『すすめられて読みましたが、大好きな本になりました。この本に出てくる人のような考えや感じ方がすごく私には新鮮に思え、こころがゆたかになれました。大切にします。ありがとうございました』女性31歳

『生きていく上で本当に大切なことを、いっぱい教えてもらったように思います。自分の中にもこのようなことが自然と行えるようになりたいと思いました』男性53歳

『とても心に残しておきたい言葉がたくさんありました。この本のおかげで、子育ての悩みや家族の温かい関係を手本にしたいと思います」女性40歳

『やさしい語り文に「はっ」としたり「うんうん」とうなずいたり、自分自身のふりかえりが正直にできました』女性60歳

『自分の幼いことを思い出しながら、亡き父の私たち四人兄妹を育ててくれたことを思い出しながら、小さな幸せを忘れがち私を考え直していただきました。自分にできる小さな思いやり感謝をする大切さを忘れてはいけない身近な本でありました』女性60歳

『第二弾も良かったです!心に響きました。とくにお婆ちゃんを見送るまでのところが』女性45歳

『人生は自分探しと言いますが、会いたい理想の自分にめぐり会うのは、なかなか難しい。そんな時ここの本を読んで「三方よし」の生き方を学べて良かったと思いました』女性75歳
『自分の人生を、そして日々の出来事の意味を深く見つめながら過ごせば、おばあちゃんのようになれるのでしょうか。時代を超えて、全ての人に伝えたい言葉の数々だと感じました』女性48歳
                   

著者紹介:たなか とも

両親が共働きだったため祖父母に育てられた。幼いころからの愛読書は『少女パレアナ』。どんな苦しい状況でも「よかった探し」をする主人公の成長物語に自身を投影させながら育つ。なんでもよろこぶことが自身の礎となっている。大学で老人福祉・乳幼児教育を学ぶ。3人の祖父母の看護と看取りを経験する。祖母の遺言『よろこびなさい』の真意を多くの人に伝えようと執筆活動を開始。
夫と2人の子どもと京都に在住。日本尊厳死協会会員。著書に『99歳ちりつもばあちゃんの幸せになるふりかけ』(じゃこめてい出版刊)がある。


 はじめに――よろこびを見つける道しるべ 

第1章うれしいみっけ、いいことみっけ
・今日のええこと、聞かせてもらおかいなあ。
・おばあちゃんの倍返し
・罪背負うんは半々や。さて。どうするかいな。 
・隠れて母ちゃんに電話するんは、このくらいでやめよっか。
     それよりもっとおもしろくてワクワクすること、せえへん?  
・お金の使い方には目安があるんやで。暮らしに半分。
       自分に二割で世間に二割。おつきあいに一割や。

おばあちゃんの小さな倖五七五 その壱(いち)

第2章からだはこころの鏡 ──手も口ほどにものをいい
・手ぇ見たらわかるやろ? 手ぇ見たらわかるんえ、なんでも。 
・気持ちええ店に、気持ちようお金はらうんは、身のつとめや。これまた、道理やな。 
・目ぇ見てあいさつするってことは、あなたのことだいじに思ってますよってことや。 
・お店、見定めるには、自分よし、相手よし、世間よし、の三方よし、してるかどうかやで。 
おばあちゃんの小さな倖五七五 その弐(に)

 3 章人づきあい──なんでもぐるぐるまわってる 
・お金のうても人さんよろこばせること、なんぼでもあるんえ。
・笑顔ひとつ。言葉ひとつ、切り抜きひとつや。 
・理由つけてお礼言う、ってことは、相手にとっては二度うれしいことなんや。 
・してもろぉてうれしかったことを、だれかに返せたらええねん。それが一番のご恩返しや。 
・見返りを求めているわけやあらへん。ただ孝行しているだけ。 
・だいじな人のだいじな人をだいじにできる。これはな、極上のうれしいや。 
おばあちゃんの小さな倖五七五 その参(さん)

 第4章子育てのしあげ ──待つほど楽しいことはない
・手も出さず口も出さんと、じっと待つ。待てば待つほど、子は早ぉ育つ。 
・身に合ぉてたら、すい〜って進む。苦労せんと進むようにできてる。進まへんには意味がある
・反抗期ってな、自分の中にいる親払うために、あったんや。
            反抗期は大変やけど、ないほうが大変やねん。 

・あんたが自分を信じられへんかったとしても、あたしは、あんたを信じてる。 
・子どものかなしみ親知らず、やった。ごめんやで。 
・おばあちゃん待ってるえ。ひねてもぐれてもかまへん。帰っといでな。
                          待ってるしな。おばあちゃん待ってるしな。 
おばあちゃんの小さな倖五七五 その肆(よん)

 第5章おじいちゃんのこと ──うれしいとかなしい
・丸ごとの自分でのうて、ええから、どっか好きなとこ、見つけるんや。
                                     そこだけ好きになりゃ、ええ。 
・底の底のどん底までかなしゅうなったら、あとは上がるしかあらへん。
                                      落ちたら上がる。上がるだけ。 
・交互にやってくるんちゃうえ。禍福はいっしょにやってくんねん。 
               老いては子ぉに従えか。昔の人はよう言うた。大したもんやで。 
・嘘は命賭と してつけ、て言うけど、身ぃすりへらしたわりには、
             しこりだけが残ってしもぉて。やっぱり嘘は、わりあわんなあ。 
おばあちゃんの小さな倖五七五 その伍(ご)

 第6章想いをかなえる ──おかげさんで
・人はひとりでは生きられへんのえ。天のおかげ地のおかげ。皆さんのおかげ 
・泡みたいなご縁だけで、こないな深い関係になられへんえ。
               深いご縁で暮らす家族や。お役目がまだまだある。  
・生きててよかった…夢がかなった。みんな。ありがとう。ありがとうさん。

・思うようにならんのが、世の常。ほんま、口動かせるだけでも、ありがたい。 
・名まえで呼ぶって、あなたをだいじに思ぉてまっせ、ていう気持ち伝えることになるんえ。 
・てっちゃんにお礼言わな、あたしは死ねへん。 
・願えばなんでもかなうねんなあ。もう、何も思い残すことあらへん。
                          これで、みんなが待ってるあの世へいける。 
おばあちゃんの小さな倖五七五 その陸(ろく)

 あとがき――「そう気張らんと、やりなはれ。自分よし、しなさいよ」




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